投資を始めようとしていた19歳のとき、色々な投資関連のブログ記事を見ていて、投資はギャンブルか?安全な投資は?みたいなトピックをよく閲覧していました。
当時の私は投資をよく知らないので、つみたて投資で米国株に投資すれば平均で6%以上のリターンが得られるという情報を得て、貯金する気はないし20歳から利用できるつみたてNISAと合わせて始めるのに最適だなと思いまして、その点ではギャンブルという懸念はありませんでした。
ただ、ニュースへの反応などのネット反応や投資に関するアンケートで「投資はギャンブル」という間違った意見が多いので答えていこうと思います。
Q&Aのくせに序章が長くなりました、Aもかなり長く多岐にわたると思います。
投資はギャンブルか?の前提
投資をしていない、周りもしていない。この2つを満たす人にとっては投資はギャンブルだと思う人は多いでしょう。
特に大人ではパチンコやFXが金儲けの一種として見られることから投資全般もギャンブルと見られます。
パチンコやFXは非常に短期的な当日でも結果が出るもので、投資も同様に時間軸を短期にするほどリスクとリターンが割に合わなくなります。
つまり、短期のお金が欲しい人にとっての投資はギャンブルとなります。
その上で、私はFXや暗号資産を投資から除外して、株式や債券、不動産、通貨などの代表的な伝統資産を投資の主要要素として書いていきます。
短期以外の投資はギャンブルではない
まずこれに限ります。
私はギャンブルをしないので適切ではないと思いますが、競馬を例として「この馬とこの騎手が、ある気候条件で、得意とする特定の会場で走る」この場合だと勝率が限りなく10割に近いということが歴史的に分かっているとします。
そうなればお金を突っ込めば勝てますよね?ただ、条件が揃うのは時間軸が長くなります。また、競馬だとオッズが下がるので成立はしないでしょう。
しかし、投資の世界ではある経済状態やある金利状態を将来の世界や日本で起きると確信できるのであれば、それに向けた投資をすれば負けることはありません。
これは私が得意とするマクロ経済動向を金利や過去資産の動きを参考に行う投資法で、時間軸が長くなりますが、成功すれば原油を例に私は原油株から1年半で10倍のリターンを得たので方法論があればギャンブルではなくなります。
投資は勝てるときのみの参加が可能というチート
投資の世界では株式、債券、不動産、通貨が相互に作用しあって値動きしています。(+経済、政治)
この関連性や連動性を色々な学問を参考に俯瞰で見ていると、いま絶対に勝てるタイミングだなと分かることがあります。この説明だとギャンブル的ですがw
マクロ経済学、統計学、政治学、過去のバブルなどのデータを参考に明らかに割安な資産、割高な資産を区別。
これが可能なレベルになっていれば、正直言いますと何に投資してもリスク << リターンで投資が成功する確率が圧倒的に高くなります。
ギャンブルは全ロス?かは知りませんが、少しの損失の可能性でその何十倍ものリターンが期待できる。は存在しないと思います。
投資にはこれが現れます。ただ、毎日を投資の戦場と捉えるギャンブラー的なデイトレーダーではできない方法です。
これも前提条件は日々の動きではなく、絶対勝てる時点から先の高値への間の長い時間軸が存在します。
積立て投資ならギャンブル性は0
初心者向けに書くと積立て投資はギャンブル性0、以上!です。
積立て投資はどういった状況であろうと毎月○万円投資するという前提で、投資額を増やしていき預金のようにしながらも、その積立てた資産はリターンで内側からも増えていくというものです。
これは世界株式やバランスファンドなどを利用すれば、長期では投資額がマイナスになるリスクが限りなく0で資産が増えていきます。
ただ、この積立て投資の弱点としては短期〜中期程度だと○○危機や株価の調整等でマイナスになる可能性がある点です。
積立て投資をしながらも、いま投資をしている環境はマシなのか?は検討の余地があります。
が、継続を続けられるなら間違いのない方法です。
先見の明されあれば投資は楽
ギャンブルにおいては「この台は当たる」「今日この馬が勝てそう」などと統計も用いると思いますが、勝ててもあとから説明不能なリターンしか得られないでしょう。
ただ、投資の世界では後からリターンが出た理由も負けた理由も分かるためにデータの蓄積が可能です。
なぜ間違えてしまったのかを自問できるのが強みで、ギャンブルだとお金を出したこと、行ってしまったことが過ちとなる点で反省の意味合いが違うのが特徴でしょう。
私は常に最新技術の動向を見てますし、ビジネス動向も見ています、投資をしていることで「この業界に資金が集まっている」などの情報察知も早くなっています。
こういった情報からこの業種は次にくるに違いない、過小評価されている、いまあるリスクは実は小さいなどの先を少しだけ見られれば、短期間でもインデックス投資の年間リターンを超えることは簡単です。
ただ、成功する前に失敗を何度もするでしょうし、ギャンブルよりも理不尽な金融世界の荒波で損失を出すこともあります。
それでも投資はギャンブルではないと思うのが
投資はいつだってリスクヘッジができる
ギャンブルをしながら、負けた場合に同額を同時に稼げる方法はないでしょう。
ただ、投資の世界では自分が持っているリスクと真逆の性質を持つ資産をリスクヘッジとして持っておけば、リスクが短期間であるなら損失を補ってお釣りがくるほどのリターンが生まれます。
ギャンブルだ!!と決めつける人からしたら羨ましいでしょうが
「ギャンブルで負けたのに、負けた額をそれより少ない額で稼いで補填。」これが可能です。
ときにはこの性質を使って、リスクヘッジ商品だけを使って短期で稼ごうとする人もいますが、長期での投資には不適格なので長期でリターンを取ってみると大したことないwとなってしまいます。
今回は投資はギャンブルではないと考える理由を書いていきました。
方法によってはギャンブルのような人もいますが、ギャンブルでない投資法を確立することも可能なので、勉強をして変化をしてギャンブルではなくするか、同じ方法に固執してギャンブルのようにするかは人次第という指摘はしておきます。